2008年08月05日

プレゼンスキル&スピーチ力を高めるG

海外出張等があり、なんと1ヶ月ぶりとなってしまいましたが、「プレゼンスキル&スピーチ力を高める」の最終回です。

最後は「プレゼンスを高める方法」です。

   ▽   ▽   ▽   ▽

■プレゼンスを高める方法

確認になりますが、HRインスティテュートの野口吉昭さんが、プレゼン能力を高めるために必要な3つのスキルとしてあげたのが、

@プレゼンス(=人間的魅力・存在感)
Aシナリオスキル(=論理力・思考力)
Bデリバリースキル(=表現力)


の3つでした。

Aのシナリオスキル、Bのデリバリースキルについては、今まで紹介してきたいろいろな方法を駆使し、マスターすることで改善することができます。

しかし、@のプレゼンスに関しては、何かテクニックやスキルを駆使すれば高められるというものではなく、一朝一夕の工夫によって変えられるものではありません。

だからと言って「これは長い時間をかけて培っていくものですよ」と結論づけたら、わざわざこの章を立てる必要もないので、前述の野口さんも提唱している重要なことを一つだけ紹介します。

それは、「価値観を明確にする」ということです。

これはリーダーシップ研修会で私たちも強調していることですが、人がもっている人間的魅力や存在感というものは、その人の考え方や信念や行動様式、さらにはその背後にある価値観からにじみ出てくるものなのです。

その人がどんな価値観を持って物事を見つめているか、それが日々の行動となって表れ、そしてその蓄積が人間的魅力や存在感となって表れます。

それが普段のプレゼンや、スピーチをする際にも随所ににじみ出てきて、聴く人に強い印象を与えるものになるのです。

昔で言えば『プロジェクトX』、今では『カンブリア宮殿』『ガイアの夜明け』などのテレビ番組に登場するカリスマたちは、みな明確な価値観をもっています。だからこそ、その発言には力があるし、その姿には人を惹きつける独特の魅力があるのです。

それはテクニックやスキルによって一時的に飾り立てたものではなく、長年の経験や努力の中で培われてきた、いわばスピリチュアルな強さであり魅力と言えるでしょう。


自分が大切にしていることがあるからこそ、力を込めて語ることができる。
絶対に伝えたいものがあるからこそ、プレゼンに思いを込めることができる。



基本はそれだと思います。

まずは、自分が大切にしている(していきたい)価値観は何なのかを明確にして、それをもとに日々発言や行動をするように意識してみましょう。

やがてそれが板についてしっくりしてくれば、独特の人間的魅力や存在感を放つようになり、自然と発言にも説得力が増すようになるでしょう。

あとは、とにかく場数を踏むことです。
しかし、ただ漫然と場数をこなすだけでなく、毎回違ったテーマを立てて、プレゼンスキルを磨いてみてはいかがでしょうか?

たとえば、

・今日はいつもよりちょっと大きな声で話してみよう
・今日は話のスピードを途中で変えてみよう
・今日はロジックツリーに沿って話してみよう
・今日はアイコンタクトを意識してみよう
・今日はジェスチャーを多く取り入れてみよう


というようにです。

〜おわり〜


【参考文献】
・『自分プレゼン!』(野口吉昭、日本能率協会マネジメントセンター)
・『「できる人」の話し方&コミュニケーション術』(箱田忠昭、フォレスト出版)
・『効率が10倍アップする新・知的生産術』(勝間和代、ダイヤモンド社)
・『食い逃げされてもバイトは雇うな(上)』(山田真哉、光文社新書)
・『ロジカル・コミュニケーション』(安田正、日本実業出版社)
・『強いリーダーはチームの無意識を動かす』(石井裕之、橋川硬児、VOICE)
・『「できる人」の話し方』(ケビン・ホーガン、PHP研究所)
・『会話術』(松本幸夫、秀和システム)
・『パワーマインド』(内藤誼人、ソフトバンクパブリッシング)
posted by Arthur at 17:35| Comment(0) | TrackBack(0) | セルフマネジメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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