2008年05月22日

プレゼンスキル&スピーチ力を高めるA

前回の続きですが、今回はロジックツリーに沿って話す方法を紹介します。

Aロジックツリーで考える
「ロジックツリー」とは、論理的な階層を樹木の枝のように連ねていった図のことで、今では問題解決の代表的なフレームワークとして多くの人に知られるようになっています。
(詳しくは、『問題解決プロフェッショナル』『世界一やさしい問題解決の授業』などマッキンゼー系の本を参照してください)

たとえば、本や論文の目次などにある

第一章
 1、
  1-1
  1-2
 2、
  2-1
  2-2

第二章
 …

というのも、一種のロジックツリーです。

わかりやすい本は基本的にロジックツリーに沿って書かかれていますし、みなさんも論文を書くときにこのような形式に従って書くことが要求されたのではないかと思います。

ロジックツリーのポイントは、同じ階層の項目をMECE(ミッシー:Mutually Exclusive Collectively Exhaustive―簡単に言えば、「モレなく、ダブりなく」)に分けていくことにあります。

たとえば、「リーダーに求められるもの」という内容であれば、まず大きく「マインド(精神面)」と「スキル(技術面)」に分け、さらにそれぞれを「目的意識」「責任感」「プラス思考」や「自己表現力」「傾聴力」「交渉力」といった項目に分けていきます。

これがうまく分けられるととても読みやすい文章になるのですが、違う階層のものを混同して並べてしまうと、非常に分かりづらい文章になってしまいます。

上の例で言えば、マインドの部分とスキルの部分が一緒に乱立して提示されると、それだけでちょっと分かりにくくなってしまいます。

プレゼンやスピーチも同じで、階層の違う話がバラバラに乱立していたり、途中で違う階層・内容の話が入ってくると、とてもわかりにくくなってしまいます。

スピーチやプレゼンをする際には、自分の言いたいことを一度このロジックツリーで整理してみてから話す(書く)ようにすると、相手にも分かりやすい話(文章)になります。

プレゼンやスピーチなどで作るロジックツリーは、たとえば、

@重要な内容→それほど重要でない内容
A大きい項目→小さい項目
B抽象的な内容→具体的な内容
Cすごく言いたい内容→まあ言いたい内容


といった構図で階層を作っていくことができます。

こうしておけば、与えられた時間に応じて、ロジックツリーのどの階層まで話すのかを自在に調節することができます。

「30秒であれば、最初の階層だけ」「10分あれば次の階層まで」「1時間あれば最後の階層まで話そう」と決めておくのです。

こうすることで、重要な情報をもらすことなく相手に伝えることができますし、状況に応じて自由に長さや流れを変えることも可能になります。

何よりも、状況が変わっても慌てない精神的な余裕が生まれることが、大きなメリットでもあります。

〜つづく〜
posted by Arthur at 18:18| Comment(0) | TrackBack(0) | セルフマネジメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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